アニメ154話のいじり(アーロニーロ)

・・アーロニーロは常に恐怖と闘っていた。
栄光ある十刃の一角を占めるまでになった彼だが、彼の立場は常に脅かされてきた。

彼はギリアン出身だ。その他の十刃は全てその上のアジューカス以上だ。
人間社会でいえば、アーロニーロは中級公務員、その他は上級公務員てな感じ?
けど、みんな目指すところは上なのだ。
他の十刃よりもその上には遠いところからスタートしたアーロニーロの苦労は如何ばかりだっただろう。

・・・おまけに顔はキモいし・・。(笑)←ダメ!それ言っちゃ!!

アーロニーロの能力は食った虚の能力をそのまま自分の能力として使えるというものだ。
そんで海燕と霊体融合しちゃったメタスタシアの死体を、美味しく頂いたことにより、アーロニーロは海燕の持つイケメン下まつ毛フェイスと、同じく海燕の能力と記憶を手に入れた。

虚圏の侵入者として見た映像・・その中には『海燕』の記憶に刻まれた顔があった。
もっとも記憶が多いのは、『朽木ルキア』だ。
海燕の部下。しかも海燕自ら修行をつけてやったり、信頼度も高い。
その上、最も特出すべきは海燕の死に直接関与することになったのはこの朽木ルキアなのだ。

『・・コレッテ・・美味シイヨネ・・・。』

どうした食いしん坊のアーロニーロ!!まだ何も食っていないぞ?!(笑)
無論、この場合この状況が美味しいと言っているのだ。

この朽木ルキアに『海燕』として接することができたなら、油断したこの女を間違いなく仕留めることができるだろう。
ここで手柄ひとつゲットは確定だ。

しかし、それだけではとどまらない。

倒した朽木ルキアを、これまた美味しくいただいて、今度は『朽木ルキア』として他の仲間を襲うのだ。そして、その仲間も当然美味しく頂く予定だ。

『ワ〜〜!!今回イッパイ食ベレソウ〜〜!!
シカモ・・・!!皆珍味揃イ〜〜〜!!!

ソレダケジャナイヨ!藍染サマカラモ褒メラレルコト、請ケアイダヨ〜〜!!』

アーロニーロの二つの頭の脳裏に浮かぶのはバラ色の未来だ。

・・・・こういうのを、取らぬ狸の皮算用と人は呼ぶ。(笑)

しかも、この女を食ったら、女性版美形のフェイスもゲットだ。
夢のイケメン男女ワンツーフィニッシュ達成〜〜〜!!!!←もう意味不明だし

『食ベタイ!!食ベタイ!!

絶対食ベタイ〜〜!!!!』

アーロニーロの真の姿が試験管フェイスでなかったら、きっと涎で衣服は大変な頃になっていただろう。


・・・そして・・絶好の機会が彼のもとへやってきた。

予定通り、日の差さぬ自宮に誘導。よっしゃ!!
予定通り、海燕に変身、獲物相当驚いている。←よっしゃよっしゃ!!

予定通り、『海燕』の為に命を差し出せと言う。
そして拒否される。←あり〜〜?

仲間を救出するまでは死ねないとか言ってるし。
『ソンナノ、僕ニハ関係ナイヨ!!』
しかし、此処で焦ってはならない。
焦れば食うわけ前が減る。

「じゃ、仲間の首を持ってこい。そうしたらお前を許してやるよ。」←焦りまくりやんけ

どうだ!今ここで喰わなくても結果が同じだったらいいわけだもんね?!
自分が朽木ルキアになりすまさなくても、この女が代わりに仲間を片づけてもらえばいいんだし!!
わ〜〜!スゴイ!!!
『僕ッテアッタマイイ〜〜!!!ッテ、アリ〜〜?
ナンデコノ女、コンナニ怒ッテンノ〜〜?!
ナンカ怒ラセル事言ッタッケ?!』

・・・ギリアン出身アーロニーロ、焦りすぎて海燕が言いそうか、言いそうでないかを間違える。(爆笑)

『デ、戦ウ事ニナルノカナ〜〜。マ、ソレデモイイケド。
コノ女ノデータハ、入ッテルシ。
ホラ、ザエルアポロモ、データガ手ニ入レバ勝ッタモ同然、トカ言ッテタシ!』


思惑を外れた方向にどんどん行くのを、無理やり予定内とするアーロニーロ。

・・まさか、朽木ルキアも美味しくいただけない結果になるとは思いもしなかったに違いない。




なんちゃって。

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