アニメ155話のいじり (アーロニーロ)

「顔ノ事ナラ黙ッテナヨ。僕ラ、コノ顔ノ感想ナラトウノ昔ニ聞キ飽キテル。」


アーロニーロが真の姿を見せたとき、必ず言う言葉だ。

アーロニーロの真の姿とは、すなわち「試験管イン、ダブル人面相」の事である。
散々、キモいと言われて長きに渡ったアーロニーロ。
海燕の姿を手に入れてからは、ちょっぴり言う機会が少なくなっていた。

だって、敵の反応が全然違うんだもん。

同じ食われるにしろ、イケメンと試験管フェイスでは、獲物の敵の反応がやっぱりちがう。
試験管だと、「ホンマにもう勘弁してください。」てな顔をされるけど、海燕のイケメンフェイスだと「イヤだけどちょっと許せるかも。←イヤ、それでもやっぱ許せんやろ」との反応だ。

頂く側にしても、毎回毎回イヤそうな顔をされればたまには、肯定的な反応が欲しくもなってくる。
まあ、それでも本来の口である左手の触手を見ちゃうと「やっぱ勘弁して。」になっちゃうけどね!(笑)

でも、このイケメン顔を多用すれば何時かはこの海燕の顔が自分の「基準フェイス」となる日がくるかもしれない。
何しろ、反応は絶大だ。
いつかは海燕の顔で言ってみたい。

「・・俺の顔の事なら黙ってろよ?
いい加減、黄色い声ってのにはうんざりしてんだ。」

って、言ってみてえぇぇぇぇ〜〜!!!(大爆笑)
『ヤッパ、世ノ中イケメンダヨネ?!ネ?!』


だから、生前の海燕を知る朽木ルキアとの戦いでは特に海燕であることに、アーロニーロは拘っていた。
出来れば仕留めるまでは海燕のままでいたい。
だって、一人くらい最後までアーロニーロの事をイケメンだと思ってた人がいてもいいもん!

だから、ルキアが妙な知恵を回してアーロニーロの真の姿を暴いた時には、アーロニーロはがっかりした。
『何デ、ココデ僕タチノ姿ヲ出ス事ニ拘ルワケ?!
同ジ攻撃スルナラ、本体攻撃スルモンデショ?!!
ドウセ僕タチニヤラレルンダカラ、美シイ思イ出ノママ、死ネバイイノニサ!!』

光を浴び、誠に残念な試験管フェイスを晒すことになったアーロニーロ、いつものお定まりのセリフを言うことになったが、その心で実に残念でいっぱいだった。

アア〜〜、僕タチノササヤカナ、夢ガ〜〜。

やっぱりアーロニーロは試験管フェイスとして認識されてしまったのだ。
けど、アーロニーロはあきらめない。
そこでイケメン諦めてたら、今頃十刃になんてなってないもんね!

再度、イケメンにチャレンジ。
アーロニーロ・・!負けないもん!!

今回は失敗したけれど、いつか違う言葉を自己紹介セリフとしてみせる・・!!


「・・俺の顔の事なら黙ってろよ?
いい加減、黄色い声ってのにはうんざりしてんだ。」


100回念ずれば念も通るっていうじゃないか!
めげずに頑張る!!

それが下剋上系食いしん坊!!!
アーロニーロって奴なのさ!!

イケメンが定着すれば、きっと友達もできる!!
試験管の中のもう一つの顔だけがお友達なんて寂しい人生からもおさらば出来る!!

『頑張レ!!!頑張ルンダ!!
ソウスレバ、コンナ試験管フェイスノイメージカラモ、バイバイ出来ル・・!』


ルキアとの戦いで、試験管フェイスと本当にアーロニーロはバイバイすることとなる。

よもや母体となっていた試験管と永遠にバイバイすることになるとは、想定外だと思われるが。





なんちゃって。

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