ベストなバスト(一護とルキア)
・・・・・己の肉体において、男性には気にもならんかもしれないが、女性には死活問題になってしまうものがある。
・・・乳だ。
・・・もう少し硬く言えば胸囲。
・・・ちょっと上品に言えばバスト。
貧乳だとか、断崖絶壁だとか、天保山だとか、言いたい放題言われつつ、しかし尚も愛される存在、ルキアにとっても、実はこっそり気にしている部分である。
でも、表立って気にしていることを、誰かに知られるわけには、断じてならない。
・・・死神としての誇りにかけて・・・じゃなかった・・。
・・・女性としてのメンツにかけて・・・である。(・・ま、そんなもんだ。)
そんなルキアの数少ない女友達、井上織姫の乳は特盛だ。
今日も彼女のトップスは、はち切れんばかりにパンパンである。
流石にここまで育たなくてもいいが、私ももう少し育ってもいいのだが・・・。
年齢は織姫の軽く5倍は上だ。
しかし、盛そのものは織姫の方が5倍上だろう。
「・・・解せぬ。」
世の不条理にコッソリため息するルキアだった・・。
「よう。なに辛気臭い顔してんだ?」
今日も明るく声をかけたのは修行中の一護だ。
肌蹴た着物からは見事な胸筋が見えている。
『こやつ・・・何時の間に・・。』
最初会ったときは、これほど鍛えられた体をしていなかった。
暫らく見ぬうちに、一護は驚くほど強くなり、そしてその強さはその肉体にも現れていた。
盛り上がった胸の筋肉。
・・ルキアは嫌な予感がした。
もしやこの男・・・・。
この男もしや・・・!!!
「一護!!貴様、上を脱げ!!」
キャ〜〜!ルキアいきなりそれは・・・!!(爆笑)
「な、なんだよ?!!いきなり!」
「黙れ!!そのまま動くな!!」
ルキアたん・・!何時からそんなに積極的に?!!(笑)
一護の上を剥いてしまったルキア。
おもむろに、紐を一護の胸部に巻きつけた〜〜〜!!
ルキア!!何時からそんな趣味に?!!←違!!
<乳は好きだけど、カップってなあに?という良い子の諸君へ>
正しいバストの測り方。
1、アンダーバストを測ります。
アンダーバストは乳の下の部分の周囲のことです。
乳がでかい方は、手で乳を持ち上げましょう。
出来れば本人以外の方が良いです。←(本当。)
2、次にトップを測ります。
対象者は両手を肩の部分に上げよう。
そして、最も高い部分を測ります。
3、そして、アンダーバストとトップのバストの差を出しましょう。
AAカップは7.5センチ。
Aカップは10センチ。以下、カップが上がるたびに2.5センチ増えます。
・・そして・・・・
被験者、黒崎一護16歳。
度重なる戦いで、すっかり逆三角形のガタイである。
「・・・・10センチだと・??!!ありえぬ!!」
・・・何がどうしてありえないかは、最早ルキアにしか分からない。(笑)
「この私が・・・・一護などに敗れるとは・・・!!」
まるで兄様のような事を口走るルキア。
やはり、同じ屋根の下で暮らしていると何処かは似てくるらしい。(笑)
これで流石の一護も何の事か気づいたようだ。
「・・ま、なんつったらいいか・・・気にすんなよ。」
「気にするなだと・!!?貴様に私の気持ちが分かってたまるか!!」
プンプン怒るルキア。
やれやれといった風に、一護がオレンジ色の頭をかく。
「・・・確かに、お前の気持ちは分かんねーかもしれねえけどよ。
どんなでも、お前はお前だろ?
今のお前全部でお前なんだからよ。
それでいいじゃねえか。
少なくとも俺は今のお前は良いと思うけどな。
それにまた育つさ。まだお前もこれからなんだからよ。」
「・・・・慰めを言うな。何年この姿でいると思っている。」
「・・・・本当に変わらないといけねえのは、もっと他のもんだろ?
・・・・・俺もお前も。
だから、今はとりあえず、お互いもっと強くなろうぜ?・・・そだろ?」
「・・・もっともな話だな・・・。
確かに貴様の言うとおりだ。」
「よし!じゃ、ちょっと相手してやるよ。」
「貴様の実力がどれほど上がったか、見てやろう!!」
力の差は出来てしまったが、まだまだ切磋琢磨をする二人だ。
これからも、修行に明け暮れる事となるだろう。
その修行は、二人にとって戦いにおけるベストなバストを作る筈である。
・・・・・ルキアのバストがサイズアップするかどうかは分からないが・・・。
・・・・・幸運が訪れる事を祈るのみである。
なんちゃって。