宴会芸、素案「バロンとニーニョの白鳥物語」

演目「バロンとニーニョの白鳥物語」←当然バレエです(笑)

出演
バロン:ドルドーニ
ニーニョ:黒崎一護
アヒルの子:ネル・トゥ

あらすじ

ニーニョは白鳥の子です。白鳥の子は普通最初は灰色で、大人のように美しくはありません。
けれども、ニーニョはなんと体がオレンジ色だったのです。
異彩に友達の出来ない、ニーニョでしたが、ようやく友達が出来ました。
アヒルの子です。アヒルの子はニーニョのことをまるで本当のお兄ちゃんのように慕っておりました。

毎日楽しく遊ぶニーニョとアヒルの子。

けれどもニーニョは夢がありました。
自分もいつか大人になって、立派な白い羽を持ち、白鳥たちに認めてもらう事です。

そんな頃・・・。
ニーニョの前に、一羽の白鳥が降り立ちました。
その名はバロン。
幾星霜を経て、白鳥の首が二つになった白鳥の男爵です。←猫又みたいなもんか?
股間の二なりに、視線が合わないニーニョとアヒルの子。

しかし、大イバリでバロンは言います。

「どうだね!この吾輩の美しい肉体は!!
本当に立派な大人になりたいのであれば、吾輩の修行に耐えてみるのだ。
そうすれば、お前もいつか吾輩のように皆に尊敬されるような白鳥になるであろう。」

それにニーニョは答えます。
「イヤ・・別に首は一つでいいんだけどよ・・。二つもいらねえし。」

ニーニョは若気の至りでバロンを怒らせてしまった事に気づきませんでした。


それから、厳しい修行が続きます。
すっかり遊んでくれなくなったニーニョをアヒルの子は、それでも邪魔にならないようにこっそり様子を毎日見ています。

「何をしている!
足の開きが足りないぞ!」

グギ・・。←(笑)

「いってえ・・っ!!ちくしょう・・・オッサンみてえに普通野郎が足開くわけねえだろうが・・・。」
「言い訳は無用!ダメだ!手の振りに感情が伝わっていない!!
もう一度最初からだ!」

痛めつけられるニーニョ・・。

「止めれ!!もう止めれ!!
に・・ニーニョが死んじゃうっス・・!!そんなのやだ〜〜!!」

ついにこらえきれなくなり飛び出したアヒルの子。

「何だね、その小さいのは。アヒルのニーニャには用は無い。下がりたまえ!」

「や〜〜〜!」

その時奇跡が起こります!!
アヒルの子から霧が立ち上り、ニーニョの体が包まれます。

すると・・・。

「あれ・・・?俺・・大人になったの・・か?」
なんと、そこにはオレンジ色に光り輝く羽を持つニーニョの姿がありました。
←変わっとらんやんけ。

「おお!これぞ修行の成果!!
基本色が変わらなかったのは予想外だが、結果オーライだ!!

ニーニョ!君はもう立派な大人の白鳥だ!!

さあ!吾輩と踊るがいい!!そこのニーニャも一緒に踊ろう!!」

「んだ!ニーニョ!!『ふたなり』にならなくてよかっだな〜!
童貞の上に『ふたなり』なんぞだったらタイヘンなことになるっス〜〜!!!」

「そんなもんになんぞ、なってたまるか!!
ガキがそんな言葉使ってんじゃねえ!!」←ニーニョの癖に(笑)


そして、3羽の踊りのフィナーレを迎える!!

そして、何時までも幸せに暮らしました。とさ。




「これで、宴会の出し物をしたいと思うのだが、如何だろうか、東仙統括官。」

「・・・却下だ。」←すげない上にノーリアクション。

「ちょっと待てえい!!

何ですかそのリアクションは!!
何ですかそのリアクションは!!
何ですかそのリアクションはーーーー!!!」

「煩いぞ、ドルドーニ。」

「笑うとか、もっとイヤそうな顔をなさるとか色々リアクションの仕方はあるでしょうが!!」

「倫理以前の問題だ。品格に欠けるものは藍染様の目の前には出せん。私の正義に反する行為だ。」


どうやらドルドーニのセンスは東仙の正義とはねじれの位置にあるようである。



なんちゃって。

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