行列の出来る死神相談所13
日曜日は相談所開設日です。
では今日も、死神の悩みをバッサリ斬っていただきましょう!!
ここは行列の出来る死神相談所。
今日も悩みを抱えた死神たちが、解決の糸口を求めて列を成す。
相談内容.14
五番隊副隊長、Hさんからの相談です。
「私は今、上司であったI隊長により深手を負い、意識が戻らない状態になっているのですが、流石に1年近くも寝たままでいると、寝るのにも飽きてきてしまいました。
そこでそろそろ意識を取り戻したいのですが、何時ごろこん睡状態から覚めればいいでしょうか。
隊長の方々の意見をお聞きしたくて、相談いたしました。
よろしくお願い申し上げます。
あ、シロちゃん。怪我大丈夫?!!
ダメよ?!!無茶したりしちゃ。」
って、めっちゃ意識戻ってますやん!!
しかもちゃんと本誌リアルで読んでるし。
しかもこの手紙手書きっでっせ?
ああ〜〜、ホンマ寝た振りするんも大変なんやなあ。
でもまあ、そろそろ藍染隊長に斬られて1年になりますもんなあ。
流石に1年寝たままっちゅうのもキツイですわなあ。
さて、本日Hさんの悩みを解決するのはこの方たちです!!
では当死神相談所、最強死神軍団を紹介しましょう!!
死神に笑顔はいらぬ。おまけに貧乏人の気持ちはイマイチ分からない、朽木白哉。
チビッ子ながらも護廷十三隊最後の良心、数百年に一度といわれる天童、日番谷冬獅郎。
戦いこそ我が人生。喧嘩は楽しく殺し合い。更木剣八。
酒こそが我が人生。粋に行きたいミドルエイジ、京楽春水。
さて、史上最強軍団の見解はいかに?!
朽木隊長の見解。
「・・・下らぬ問いだ・・・。
私が答えてやろう。」
おお〜〜!!今日は朽木隊長、何時にも増してバッサリ来そうですぞ〜〜?
「神(久保帯人先生)がよいというまでだ。」
・・・・・チ〜〜ン。
終了したやありませんか!!いくらなんでもバッサリ行きすぎでっせ!!
更木隊長の見解。
「飽きたんなら、起きてくりゃあいいじゃねえか。」
お?更木隊長は起きろですか?
「起きて藍染を倒しに行きゃあいい。寝てても何にもならねえしな。」
「馬鹿やろう。それじゃ、雛森が死ぬだけだ。」
日番谷隊長の見解。
「・・・寝てりゃあいいんだよ。あいつが起きたところで、また突っ走って危ねえことになりかねねえ。
寝てりゃあいんだよ。」
じゃ、何時まで寝てればええんですか?Hさんは。
「決まってる。俺が藍染の奴を倒すまでだ。」
「そりゃねえな。それにてめえが藍染を倒すまで、何年かかるんだ?100年か?」
「・・・・なんだと?てめえ。」
「藍染は俺が倒す。
強ええやつは皆俺の獲物だ。渡さねえぜ?」
「まあまあ。熱くならないの。もう〜〜〜。」
京楽隊長の見解。
「Hちゃん〜〜〜。
分かるよ〜〜。なんかきっかけがないと目覚められないんだよね〜〜。
じゃ、ボクがきっかけ作ってあげるから〜〜〜。
可愛い女の子が目覚めるには、王子様のキッスが必要なもんさ〜〜。
このボクが熱〜〜〜いキッスをお見舞いしちゃうからね〜〜〜!!
待ってて・・・ゴフッ。寒い!!寒いって日番谷隊長!!」
「てめえ!!いい加減なこというんじゃねえ!!
雛森が余計ショックで寝込むだろうが!!」
「やだなあ。冗談だよ〜〜〜。
・・・大丈夫だよ、日番谷君。
Hちゃんは生きてるんだ。
いつかはきっと目覚めるさ。ってこっそり目覚めてるんだっけ?」
まあ、ホントは朽木隊長の仰るとおりなんですけど、早く目覚めて欲しいような気もしますし、日番谷隊長の仰るように一件落着するまで眠ってて欲しい気もしますなあ。
まあ、何事にも負けずに、もう少し寝てください。
あんまり日番隊長の眉根のシワ、深くするような事せんとってくださいよ〜〜?
ほな、Hさん。お達者で〜〜!!
大丈夫!!1年寝てても人気はある!!心配せんでええよ〜〜〜?
なんちゃって。