行列の出来る法律相談所6

日曜日は相談所開設日です。
では今日も、死神の悩みをバッサリ斬っていただきましょう!!

ここは行列の出来る死神相談所。
今日も悩みを抱えた死神たちが、解決の糸口を求めて列を成す。

相談内容.7
十三番隊、隊長Uさんからの相談です。

「俺には、部下の三席にKとSという者がいるのだが、何処へ行くにもついてきて困っている。

たまには一人で動きたい時もあるのだが、俺にも分からないようについてくるのだ。

理由を聞けば、『俺は隊長のことが心配だからであります!』『あたしのほうが隊長のことをより大好き・・・じゃない、心配だからです!!』などと二人で喧嘩をし始めてしまう。

俺を心配してくれている気持ちはありがたいのだが、どうしたら理解をしてもらえるだろう。
相談に乗ってはもらえないだろうか。」


なるほどなあ。部下は可愛いけど、ちょっと突っ走りすぎる。
それも自分を思っているから、ていうたらそりゃ言いにくいですわな〜〜。
エエ人ですからな〜〜〜この人も。

さて、本日Uさんの悩みを解決するのはこの方たちです!!

では当死神相談所、最強死神軍団を紹介しましょう!!

死神に笑顔はいらぬ。おまけに貧乏人の気持ちはイマイチ分からない、朽木白哉。

チビッ子ながらも護廷十三隊最後の良心、数百年に一度といわれる天童、日番谷冬獅郎。

戦いこそ我が人生。喧嘩は楽しく殺し合い。更木剣八。

酒こそが我が人生。粋に行きたいミドルエイジ、京楽春水。


さて、史上最強軍団の見解はいかに?!
今日は聞く順番、変えましょか。
たまには更木隊長から行こうやないですか。

更木隊長の見解。
「うちのやちるも何処にでもついてくっけど、別に不自由は感じねえけどな。
肝心な時は消えるしよ。まだ足りねえんじゃねえか?意思の疎通ってやつがよ。」

京楽隊長の見解。
「あそこの場合は、三席の二人が競い合ってついて行ってるからねえ。
更木隊長とやちるちゃんの関係のようにはいかないさ。

そうだねえ〜。ちょっと、かわいい女の子とデートするとか言ってさ〜〜。席を外させるっていうのはどうかな〜。
あ、でもそれでもついて来ちゃうかな〜〜。あの様子だと。」

「血吐いて倒れてるんじゃねえかと心配なんじゃねえのか?」

「よしなよ。縁起でもない。」

日番谷隊長の見解。
「『隊長命令』でやればいいじゃねえか。それで従わねえなら隊則に乗っ取って処分すりゃいい。
ストーカーだろ?要するに。
そんなに好かれてるんなら、他の隊に移すとか言えば、一発だろ。」

「そんなこと、Uが言える訳ないじゃないの。そんなの言うくらいなら、死んだ方がマシっていう奴さ。」

朽木隊長の見解。
「・・・・温いな。
影から見守るつもりなのであれば、一切知られてはならぬ。
まだ、尾行の技が温いゆえ、そのような事になるのだ。」

「なんだか、自分がやったことがあるみたいな話しぶりだな。
仮にも隊長に気付かれないようについて来ているんなら、立派なものだと思うけどな。
・・ま、俺はそんな事はねえけどな。」

「・・ほう・・・。確か五番隊の副隊長に後をつけられて全く気付かなかったのは、日番谷・・兄だと思ったが。」
「うっ!!」

うわ〜〜〜!!これは日番谷隊長、痛いところを突かれましたな〜〜〜。
あ、落ち込んでる。
しっかりしなはれ!!

「まあまあ、朽木隊長。ためしにどんな尾行の技があるのか、教えてあげてよ〜。」

「ならぬ。」

「なんでだ。」

「話せば、その技が使えぬようになる。」

やっとんのかい!!

ああ〜〜。四大貴族の一角、朽木家歴代最強当主のストーカーの技が一体何処で炸裂しているのか!!

考えただけで怖いでんな〜〜!!

とりあえずは、U隊長!!
頑張りなはれ!!
体に気をつけなあかんで〜〜〜!!

じゃ、また来週〜〜!!!



なんちゃって

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