行列の出来る死神相談所7

日曜日は相談所開設日です。
では今日も、死神の悩みをバッサリ斬っていただきましょう!!

ここは行列の出来る死神相談所。
今日も悩みを抱えた死神たちが、解決の糸口を求めて列を成す。

相談内容.8
三番隊副隊長Kさんからの相談です。

「僕は、I隊長がいなくなってからというもの、九番隊副隊長のH先輩と十番隊副隊長のMさんに連日のように呑みに誘われて困っています。

お二人はお酒が強いのでいいのですが、僕はあまり強くない上に、現在隊長不在ということもあり、業務が増えてもいます。

大体、隊長がいらっしゃる十番隊はともかく、九番隊は三番隊と同じ状況のはずなのですが、どうしてあんなに呑みにいけるのでしょうか・・・・。

僕の能率が悪いのかな・・・。

いや・・・しかし僕の事務処理能力は、トップクラスだと褒めていただいたこともあるんだけど・・・。

H先輩、ちゃんと仕事してるのかな・・・。

一度、Mさんにお断りしたことがあるのですが、「Iの癖に生意気よ!!今度は私がアンタを侘助させてあげる!!」と散々な目に会いました・・・。

どうか、この2人の誘いを上手に断る方法を教えてください。

よろしくお願いいたします。」

か〜〜!!相変わらず、苦労してまんな〜〜〜、Kさんは!!
今回何回目の依頼?え?まだ2回?
ほな、まだまだやな。まだ行けまっせ。え?違う?

さて、本日Kさんの悩みを解決するのはこの方たちです!!

では当死神相談所、最強死神軍団を紹介しましょう!!

死神に笑顔はいらぬ。おまけに貧乏人の気持ちはイマイチ分からない、朽木白哉。

チビッ子ながらも護廷十三隊最後の良心、数百年に一度といわれる天童、日番谷冬獅郎。

戦いこそ我が人生。喧嘩は楽しく殺し合い。更木剣八。

酒こそが我が人生。粋に行きたいミドルエイジ、京楽春水。


さて、史上最強軍団の見解はいかに?!

朽木隊長の見解。
「・・・・下らぬ。そのような下らぬ依頼に、この私が回答する必要はない。
隊長3人が抜け、各方面にしわ寄せがいくは当然のこと。
その最中に、頻繁に呑みに行くなど、到底考えられぬ。
・・・・隊長が居らぬのならば別やも知れぬが。
十番隊では余程暇と見える。」

うわ〜〜!!相変わらずキッツいですな〜〜。

日番谷隊長の見解。
「俺へのあてつけか?朽木。
十番隊の仕事量は他の隊と変わんねえはずだぜ?
いや・・・むしろ多いはずだ。
一応気を使ってるつもりなんだろう。
・・・Kは少し脆い所があるからな。」

更木隊長の見解。
「何つまんねえこと言ってんだよ。呑みたいなら呑みゃいいじゃねえか。
仕事なんぞ、他の隊にでも回せばいい。
やれる隊がやるように世の中なってんだよ。
いやなりゃ、断りゃいい。それで向こうがごねたら喧嘩すりゃいいだけの話だ。
悩むことなんてねえだろうが。」

京楽隊長の見解。
「素晴らしい仲間じゃないの〜〜。ボクも誘って欲しいな〜〜。なんで誘ってくれないのかな〜〜。
絶対行くのに〜〜。Rちゃんもつれねえな〜〜。
ま、誘ってくれるうちが華さ。
心配してくれてるって証拠だよ。
仕事は大変かもしれないけど、なるべく行ったほうがいい。
誘った本人も寂しいんじゃないのかな。」

お、京楽さん、酒がらみだと強うなりますな。
今日も呑んでますの?え?銚子2本だけ?アホいいなはれ。
5本はいってる顔やがな。

「まったく!!Mのやつ!!仕事放り出して消えると思ったら、そんなことしてやがったのか!!」

「・・・・部下の行動も把握出来ぬとは・・・笑止。」

「・・・そりゃ、すまなかったな。
でもうちは流石に、副隊長が自分のところの隊長に卍解までして斬りかかっていくような隊じゃないんでね。」

「いいじゃねえか。羨ましいぜ。
うちはそんな景気のいい話なんぞねえしな。
それくらい骨のある奴がいて結構なことだ。」

「まあまあ、そんなことより依頼の酒の話をしようよ〜〜。」
「京楽。依頼は酒の話じゃねえ。」

「あれ?そうだったっけ?あ〜〜でも何処で呑んでるの〜〜?Kくん。今度、ボクにこっそり教えてくれないかな〜〜〜。
そしたらボクも行くから。大丈夫。偶然会ったみたいにするからさ〜〜。ね?」

「てめえが、逆依頼してどうする!!」

なんかこんなんなったけど、K君!!まだまだやれる!!
がんばりや〜〜〜!!!!



なんちゃって。


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