アニメ174話のいじり (ザエルアポロ・グランツ)
・・・ザエルアポロは焦れていた。
「ああ!!もう!!
一体この天才の僕をいつまで待たせるつもりなんだ!!
こっちはもう着替えも、その後に控えるステージ衣装もバッチリ用意出来ているというのに!!
ワイヤーロープの準備までやってるんだぞ!
このままでは・・・
このままでは・・・!!!
アニメしか見ていない良い子の皆に、この美しく、才気あふれる僕・・ザエルアポロ・グランツが忘れ去られてしまうじゃないか!!」
そう・・これからのオンステージを前に準備しまくりで焦れまくりの十刃。オクターバ・ザエルアポロ・グランツである。
「良い子みんな、僕の事を覚えているかな?
そうザエルアポロ・グランツだよ。
ん?覚えていないだって?
あんなに露出の大サービスをしてあげたのに、忘れるなんて悪い脳を持っているようだね。
僕が診てあげようか?脳を使わないと神経伝達線維がいつまでたっても形成されないよ?
ああ・・すまない。
バカな君にはもっと易しく教えてあげるべきだよね。
要するに、脳の皺が増えない。ということだ。
解ったかな・・?」
と、いつものいやみを言ってみても、オンエアーされなければ、意味がないわけで。
といっても、アニメはオリジナルに入っていて、虚圏?何ソレ?状態なわけで。
だとすれば・・・
後、彼に残されるとするならば・・・
「破面百科しかないか。」
今、破面大百科は市丸ギンが主に努めているが、そんなのはザエルアポロには関係ない。
自分が出られるかどうか。それが問題だ。
ちなみに今回は従属官がテーマの様だ。
チャンスだ。
何故なら、ザエルアポロは従属官を特殊な扱いにしている。
出番だ。ここで出ずして、キワモノ系インテリメガネのキャラはなりたたない。
「フフフ・・。
ようやくこの天才の出番という事かな。」
何だって?勝手にコーナーを占拠すれば僕の立場が悪くなるのでは、だって?
フン。これだから低俗な種族の考え方は浅すぎるんだ。
謝ればいいじゃないか。
市丸にだって?ハッ、なんだってあんなキツネもどきに僕が謝らなきゃいけないのさ。
占拠される方が悪いのさ。誰が破面大百科が市丸のコーナーだって決めたんだい?
謝る相手は藍染様だよ。
あの人さえ首を縦に振らせれば、何だって僕は出来る。
ようは振らせる範囲でやればいいってことだろう?
本篇が終わった方だね。
さて、こちらも準備に取り掛かるとしようか。
ヘアスタイル・・よし。
顔・・常によし。
天才度・・良すぎて困るくらいさ。
あ、眼鏡・メガネをもう一度拭いておこうか。
僕は常にメガネは外さないんだ。拭く時もね。
ちょっと不便だけど、眼鏡をはずすくらいなら、不便なことくらいどうってことない。
さて・・時間だ。
今日のMCは・・この天才・・ザエルアポロ・グランツだよ。
なんちゃって。