瞳を逸らしちゃダ・メv(シャルロッテ・クールホーン)
・・・綺麗なものや可愛ものが大好きだったわ・・。
最新のコスメやファッションを、自分はおしゃれだとか思ってる女の子と喧々ごうごう言い合いしたり、「・・ちょっと・・そのマスカラいいじゃない。どこのよ。言いなさいよ。」とか聞いたり聞かれたりするのが楽しみだったわ。
破面になって、何が良かったってお洒落をいっぱい出来るようになったことかしら。
あたしのセクシーさを出すにはやっぱり人型でなきゃつまんないもの。
欲を言えば女の子の体になりたかったけど。
あたしの体は立派な男の体してるし。それも相当いい体してるのよ?あたし。マッチョって言うのよね、こういうの。女の子だったら皆、キャ〜!とか言いそうなくらい。←おえ〜〜っの間違いじゃないのか?
けどいいの。
だって、あたしの心は永遠に可愛い女の子だから。←爆笑
あたしのお友達は女の子が多かったわ。
みんな、変に可愛いぶらないけどズケズケ言う子たち。
ハリベル様のところの女の子たちとかは、よく一緒にお茶したものよ。
アパッチちゃんとミラ・ローズちゃんとは特に仲が良くて、どうしたらセクシーな衣装になるか一緒によく考えたわ。
もう〜〜、みんななんでもっと可愛い衣装にしないのかしら。せっかく女の子に生まれてきてるんだから、アマゾネスなんて止めとけばいいのに〜〜。そういう意味ではまだスンスンちゃんの方があたしに近いかも。あ、でも彼女ったらお気の毒な体つきだから、セクシーは出せないんだけど。
あたしの解放時の衣装のコンセプトは決まってるの。
「お花の国のプリンセスv」
可愛いフリルとセクシーさを兼ね揃えた自信作なのよvあ、ちなみにいつもの恰好はアラビアン・プリンセスなんだけどね?
バラガン陛下から、普段はあんまりセクシー過ぎないようにって言われてるから、布の面積を確保しつつ、セクシーさを保つのに苦労したわ〜〜。
マッチョだからってそれが何なの?
あたしは着たい物を身につけるわ。
そして、理想の美を体現してみせる。
大体美しさってのはね。微妙なアンバランスがあってこそ美しいのよ。
完璧な美しさはアンバランスだからこそ存在するの。
男性としての完璧な肉体とプリンセスとしての衣装。
この究極のアンバランスを美しいと思わないなんて、その人は真の美を理解する能力が無い気の毒な人たちなのよ。
この世界には間違った美を美として理解している人たちが、気の毒になるくらい多いわ。
だから、あたしは正しい美の伝道師として闘わなくてはならないのよ。
それが最も美しい者としての使命なの。
さあ!正しい美を理解出来ない気の毒な人たちよ・・!
あたしに注目なさい・・!
そして真の正しい美がどういうものなのか、しかと見ると良いわ!!
そしてあたしの美も注目を浴びることで研ぎ澄まされていくの・・。
見られれば見られるほど、あたしも美しくなっていくわ・・!
もっとあたしを見て・!
そしてその眼に焼き付けて・・v
あたしは、あなたたちの記憶に・・
美のプリンセスとして永遠に生き続けるわ・・!
さあ・・!!
あたしに・・ちゅうも〜〜〜〜〜く!!!
あらダメよ?瞳を逸らせちゃv
なんちゃって。