温泉に入らぬ者(狛村と涅+?)

・・・『温泉』。

言葉を聞くだけでも、何故かほっこりしてしまう魅惑の言葉・・。


・・・『温泉』。
キライだという者はあまりいないと思われるが、好きのボルテージは基本的に年齢と比例すると思われる。

・・・『温泉』。
それは、隊をまとめる重圧と日々戦う、護廷十三隊、隊長陣にもまた暫しの癒しを与えるものなのだ・・・。


・・しかし、残念なお知らせがある。
数ある名湯を特権的に利用できる隊長の位にあって、一名その恩恵にあずかれない者がいるのだ。

その者の名は・・・・狛村左陣・・。

衛生上、彼の入湯は許可されない。←注)湯に毛が浮きまくるから。
・・もっとも・・昨今ではペット専用の温泉施設も作られるようになり、狛村が入れる可能性は高くなった。
しかし、それでもまだ狛村は利用する事はできない・・。
何故なら・・・ペット専用の入浴施設は、せいぜいどんなに大きくてもセントバーナード(体重50〜90キログラム)止まりだからだ・・・。

狛村の体重は180キログラム・・・。
流石にちょっと無理があるようだ・。

しかし・・実は狛村でも入れる温泉施設が存在する。
それは・・故障した競走馬が入る温泉だ。
どうやら現世では箱根の湯本温泉にあるようである。

馬が入れる温泉だから、当然狛村も入れるはずだ。
しかし、馬と一緒には入れない。
馬が更に故障する可能性があるからだ。←狼に驚いてネ!

狛村が堂々と温泉に入れる日は来るのであろうか・・。
温泉に浸かり、頭にタオルを載せてみたい狛村だった・・。
・・できれば、露天がいいらしい・・。(笑)


そして、もう一名何故か皆の前で風呂に入らぬ者がいる。
これは、温泉施設側から拒否されているのではなく、自ら拒否している方だ。

その者の名は・・涅マユリ・・。
理由を聞いてみた。
「メイクが取れるからネ。一度取ると、またメイクし直すのに2時間かかるんだヨ!
でも温泉の成分には興味があるヨ。サンプルだけもらいに入らせてもらおうかねえ。」

・・・どうやら、『アレ』はメイクらしい・・。←鉄拳(芸人)みたいなもんかねえ・・。
メイクに2時間もかけられるとすれば、マユリ様はまだまだ働けそうだ・・。
ガンバレ、マユリ様。(笑)



・・そして・・


実はもう一名、出来れば皆とは温泉にに入りたくないという隊長がいる。

その者の名は・・・藍染惣右介・・。
彼のトレードマークはメガネだ。
それもダサめの黒縁メガネだ。←言いすぎ?
しかし流石に温泉に入る時に、メガネをかけたままでは無理がある。

何度も何度も、メガネをかっこよく外して悪にイメチェンするシュミレーションを繰り返してきたのだ。
温泉施設で他の隊長にメガネなしの顔を見られるのは彼の美学と計画には反する行為なのだ。
(狙うは、ワンダフル、マーベラスイメチェン!!)



『メガネ取ったらまるで別人』を目指す彼にとって・・・


・・・温泉は貸切で使いたい所なのである。


・・そう・・コッソリとね(笑)。
彼の副隊長にも・・内緒、内緒な秘密であった。





なんちゃって。

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