節度無きものたち(ラスノーチェス)

・・節度。

旺文社の国語辞典によれば、第一の意味は「言動などのふさわしい程度」とある。

だが、もともと節度なんて関係ねえ!そんなの関係ねえ!存在として発生した虚にとって、節度などちり紙にもならぬ無意味なものだ。

そして、その虚の中でも更なる進化を何段階にも遂げ、破面化した者たち。
さらにその中でも、最も強力で最も節度なき10体の破面達・・。

それが・・十刃である。←(違うから!単に殺傷能力だけらしいから!!)(笑)

・・・改めて紹介しよう。


<節度なき荒くれ者>
破面・No.10(アランカル・ディエス)・・・ヤミー。

粗野で乱暴で短絡的という典型的な節度が無いタイプだが、残念ながら十刃は<典型的>という言葉が付いているようではBLEACHにおいて上位には食い込めない。
節度なしランキングで上位に食い込むにはさらなる精進が必要。←なんのランキング?


<節度なき顔キモ系>
破面・No.9(アランカル・ヌベーノ)・・・アーロニーロ・アルルエリ。

驚愕の試験管ヘッド、更にその中に人面相二つという、ルックス重視のファンにとっては「アルルエリ」どころか「ありえない」ルックス。
しかしながら、昔食ったイケメン死神海燕の姿を必死でとろうとする姿に、一種可愛げを醸し出している。
本来の姿が巨大なイカというのも、節度がないと言わざるを得ないだろう。


<節度なんてあったら逆にファンが減るキワモノ系>
破面・No.8(アランカル・オクターバ)・・・ザエルアポロ・グランツ。

いかに節度を外すかに渾身の力を入れていると思われるのがザエルアポロだ。
科学者という設定、そして一度十刃落ちの経験からまた這い上がってきたという経歴からも、どんだけ節度無き、えげつないことをしてきたのか、逆に期待が高まる。
剥きまくりな扉絵にも「本来あるはずの」虚の穴を見せないことからも、節度はないことが断言できよう。


<節度無きストーカー系>
破面・No.7(アランカル・セプティマ)・・・ゾマリ・ルルー。

一瞬紳士系かと思いきや、視線を標的に合わせることでその部分を支配してしまうという特殊能力。
それだけならまだしも、恥ずかしげもなくその能力を「愛」と自信満々に名付けてしまった瞬間、彼の節度は崩壊した。
能力が通じないとなると、我を忘れて「愛をうけろ!」とヒステリックに叫びまくる姿は、誰の目にも「節度」は感じなかったであろうことは、想像だに難くない。
「お前の愛だけは受けたくねえ。」そう思わせるのは、大体はストーカーのたぐいである。


<節度無き露出系>該当者2体
破面・No.6(アランカル・セスタ)・・・グリムジョー・ジャガージャック
破面・No.3以内が決定 ハリベル

「ガタイに自信があるのは、よ〜〜く解った!!解ったからって・・その格好は・・どうよ・・。もうちょっとその・・目のやり場に困るというか何というか・・・」とか口では言いつつも親指を上に突き出して大肯定してしまうのがこの2体だろう。

男性キャラにおけるガタイNo.1の座を狙う、グリムジョー。彼のライバルになりそうなのは恋次くらいだが、主にカラーで剥いてくる恋次に対し、グリムジョーは常に半剥きだ。
この辺がグリムジョーの意気込みを感じさせる。

そして、女性キャラガタイNo.1の座を狙うのがハリベルだ。彼女の最大のライバルは男性支持率No.1だろう松本乱菊と思われるが、単純に盛だけなら乱菊が上回っている。
しかし、ハリベルの志はその程度で折れるものではない。
着物の合わせから盛り上がる盛で乱菊が勝負するのならば、ハリベルは着衣の下からの盛で勝負をかけるという、まさに仁義なき勝負を繰り広げている。
それはアニメにおいて全く修正の無い乱菊に対し、ただでさえ白い破面服にさらに白インナーを着せられ、「あれ?本来の服ってどうだったっけ?」と思いだすのが大変なほど修正を加えられたことからも、窺い知れよう。
原作ベースで男性読者から「お願いだから、そこでジャンプしてくれ〜〜!!あ、腕組みは解いてね?」と霊圧をさぞかし放たれているキャラだろう。


<節度無きチンピラ精神>
破面・No.5(アランカル・クイント)・・ノイトラ・ジルガ

自称「十刃最強」という触れ込み。そして当初見られた、「強い奴は俺が倒す」発言に、虚圏の剣ちゃん的存在かと期待されたが、自分より上位のの女性破面を仲間と結託して後ろから闇うちした過去が明かされたことで、期待は脆くも崩れ去った。
身内への暴行が、何故かチンピラスメルを増長する。
以外にも、彼に肯定的なBLEACHファンも存在。
背が高いのは七難隠すのだろうか・・(笑)。
そういや、日本のヤクザ映画もチンピラが主人公って結構あるんだっけ?←よく知らない。


<節度を知らないツンデレ系>
破面・No.4(アランカル・クアトロ)・・ウルキオラ・シファー

文句なしの破面一のツンデレ系だ。
恐らくBLEACH一のツンデレを目指していると思われる。
ツンデレのお約束には、優秀、クール、無表情などが挙げられるが、節度を知らなさ過ぎて本物の無表情になってしまったらしい。
怒りの表情すら見せない徹底ぶりだ。
今後、ウルキオラのまゆ根が動くかどうか、眉間の動きに特に注意が必要である。


スタークと名前も分かっていないドワーフのじいさんは割愛。
スタークは節度が一番ありそうだし、ドワーフのじいさんは、山じいと節度無き「年寄りの冷や水」合戦をしてくれれば楽しいと思うんだけど(笑)。


・・・・そして・・・・


<節度無きテロ系正義感>
東仙要。

彼の中ではものっそい確固たる正義感があると思われるのだが、周りにはそれがイマイチ理解出来ないというところが、彼の持つ正義感とやらがテロリズム系であると思われる所以である。
いろいろストレスを溜め込んでそうだが、きっとその理由は周りの者にはやっぱりイマイチわからないと思われる。


<節度無きドS系>
市丸ギン。

応対ははんなりしてそうでいて、その実超ドS系というのが、京都のスメルがしてある意味彼の魅力となっていると思われる。
とりわけ、朽木ルキアへ働くドS精神は強いらしく、死刑に臨む覚悟を決めたルキアに未練を出させるよう働きかけをしたり、虚圏においても回廊操作を行うなど、何気に執着が見られる。
直接手を下さないところがいかにもドSと言わざるを得ないだろう。


<節度無き前髪>
藍染惣右介。

久保神本人の原稿においてさえ、話ごとどころか、カットごとに変幻する前髪。(笑)
キャラとして節度がないというのは数あれど、体の一部分が節度がなく変幻すると言う節度の無さだ。
アニメで前髪の長さが上下するなど、不思議どころの話ではなく、それが当然なのである。
何によってその前髪が上下するかは神のみぞ知るところであるが、オイラはハーレムペスキスであると固く信じるしだいである。





なんちゃって。

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