刀剣解放座談会(グリムジョー、ウルキオラ、ヤミー)
・・・ここは虚夜宮。
その一角で、ウルキオラとヤミーが何やら雑誌を広げている。
「何やってんだ、テメーら。」
声をかけてきたのはグリムジョー。
腕が復活し、この頃ご機嫌もすこぶる良好だ。
「見て分からねえのかよ。ジャンプ読んでんだよ。」
ヤミーが面倒くさそうに言う。
「16号・・見たか?」
ウルキオラが問う。
「ああ?見たぜ?『イカ、参上!!』のヤツだろ?」←早速ネタで使うオイラ。(笑)
※暴れん坊に節操というものを求めてはならない。
「ルピがタコでアーロニーロはイカだ。軟体動物の2トップが正しく参上した訳だな。」
「オレたちも行く行くは刀剣解放が出てくるからな。
予想してみようじゃねえかってことになってな。」
「今までの傾向を見る限り、刀剣解放後の姿は何らかの動物のモチーフが使われてることが多い。
俺たちも、その傾向を踏襲する可能性は高いだろう。」
「けっ、くだらねえ。」
「・・何だと?」
「どうせ、ウルキオラはウサギでヤミーはゴリラだろ?
ああ、ついでにオレが解放の言葉も考えてやるぜ。
『伸びろ、ウサ耳』と『ウホ!胸ドラム!!』だ。
どうだ、気に入ったか?ああ?」
うわあ〜〜、グリムジョーったら〜〜。
すっかり態度が喧嘩上等のバリバリヤンキーに戻っちゃって〜〜(笑)。
「グリムジョー!!てめえ!!!」
「・・よせ、ヤミー。
まともに相手をする方が無駄だ。」
「でもよ!!」
「どうした?喧嘩だったら何時でも買ってやるぜ?ああ?」
「・・・グリムジョー。
確かお前の刀剣解放の掛け声の前半部分は『軋れ』だったな。」
「それがどうした。」
「後の部分を俺が考えてやろう。
『軋れ、野良犬』だ。
腕がついてよかったな。
片腕だった頃は『軋れ、捨て犬』だったところだ。
・・・どちらにせよ、軋る音がするのはお前の歯である事には変わりはないだろうがな。」
うお〜〜!ウルキオラも負けてない〜〜!
「・・・なんだと・・?!!」
「どうした、今も歯が軋る音が聞こえているぞ?
こんなところで刀剣解放か?」
「オイ!それよりも、なんで俺がゴリラなんだよ!」
「うるせえ!!お前は胸ドラムでも叩いてろ!!」←ヒドイ(笑)
喧々囂々の十刃たち・・・。
・・ていうか、まだホンマに君たちのモチーフになるのが動物かどうかわからんのやけど・・。
・・・そんな意見は胸の中にコッソリしまっておくことにしよう・・・。(笑)
・・・そのときが来るのを楽しみに今は待つのみである。
なんちゃって。