つんでれドクター(石田竜弦
からくり大江戸ならぬ、空座町にはびこる悪を懲らしめる、謎のヒーローがいる。
その名、「つんでれドクター」(爆笑)
その目的とは・・・「世に正しきツンデレを広める事(意味不明)」である。
「つんでれドクター」は普段は総合病院の院長なんかをやっている、エライ人だ。
つまりはオンの時もオフの時でもエライ人なのである。(笑)
そんな偉い人の本名は石田竜弦。
忙しい中にも、町のパトロールは欠かさない。←エライ人だから(笑)
そして・・・
今日も彼が成敗すべき者を見つけたようである。
「お兄ちゃん!!それ私のお菓子だよ?
返して!!返してよ!!」
「や〜〜だね!悔しければ取り返してみな!!」
「お兄ちゃん!!返して!!」
「や〜〜だね!ホラホラ!!」
道の真ん中で兄妹げんかをしているのは、小学校低学年の兄妹だ。
どうやら、兄の方は遊んでいるつもりのようだが、妹にとってはいい迷惑であることこの上ない。
ついには泣き出してしまった。
「うわ〜〜ん!!」
ついに泣き出した妹。
そこまでするつもりがなかった兄は困り顔でどうしていいか、分からないようだ。
「・・・見るに耐えんな。
これだから、この世はバカばかりで困る。
特にあの少年・・私の治療が必要なようだ・・。
受けるがいい・・この私の治療を。」
おお!!ここで「つんでれドクター」衣装チェンジ!!
白衣でその身を包んだぞ!!
翻る白衣!!胸元にはクインシー印のネクタイが覗く〜〜〜!
ふお〜〜!カッチョエエ〜〜!(笑)
<注意>
ここで、良い子のお友達!!
普段の診療の時とどう違うのかと考えては絶対ならない!!←「つんでれドクター」はエライ人だからね!(笑)
胸元から取り出したのは注射のアンプルだ〜〜!
ここで音楽オ〜〜ン!!(口調はぜんまい侍でお願いします)
「つん・つん・つんでれドクターの・・・
プシコの←注)神経科のこと。医療関係の隠語
クランケに←注)患者の事。医療関係の隠語
ロ・ロカール!!←注)局所麻酔のこと。医療関係の・・以下略(笑)
必萌!つんでれシリンジ〜〜〜!←注)注射器の事。
・・・受けるがいい。」
手から飛ばされた、銀色の注射器が少年の尻にブスリ〜〜!!
「いって〜〜〜!!!」
飛び上がる少年!!
何と!!尻に刺さった注射器が消えた!!変わりに少年の様子がヘンだぞ!!
「・・ほらよ。」
なんと、少年!!あんなに渡さなかった妹のお菓子をアッサリ返還!!
「お・・お兄ちゃん?」
いきなりの豹変にびっくりする妹!!
そのままくるりと妹に背を向け歩き出す兄!
「・・食う気が失せた。好きにしな。」←注)治療の効果です(笑)
「お兄ちゃん・・。」←散々今まで泣いてたくせに、兄をちょっとカッコいいと思っている奴。(爆笑)
ちなみに少年の片手は、ズボンのポッケに入れられてます。(笑)
またもや、空座町に起こる危機を救った「つんでれドクター」・・・。
「本日のテラピー(治療)終了・・。
・・・さて、午後のムンテラには間に合うな。病院に戻るか。」
(ムンテラとは口頭での病状や治療内容の説明をすることです)
今日も多忙の「つんでれドクター」。
午後からは本物のお医者さんに戻るようである。
なんちゃって。