吾輩はオタクである。名前は円乗寺辰房

という訳で、今日は三つ編みおさげのマッチョ野郎をいじってみたいと思います。
ああ〜〜〜。またマイナーを(笑)。

円乗寺辰房のまずはおさらいから。

胸毛の隊長、春水の部下です。
八番隊の第三席だから、結構偉いんですよね〜〜。
チャドに一撃KOされてました(笑)。

昭和初期の女学生のような見事なおさげをぶら下げた、なぜか何時も片肌脱いでいるオッサン。
カラブリで砕蜂のファンであることが分かりました。

今日はその辺をいじってみたいと思います。

ではどうぞ。

「たのもう!!」
技術開発局の扉が荒々しく開けられて、一人の死神が入ってきました。
マッチョなおさげ。
円乗寺辰房ですな。なんか布に包まったでかい物を抱えてますが。

なにやらカンカンです。何を怒ってるんですかね〜〜。

「どしたんすか?」
応対するのは開発局の阿近。
バリバリのチェーンスモーカーは今日も煙草を加えてます。

「阿近!!これはどうしたことだ!!吾輩の依頼した物とは違っておるぞ!!?」
そう言って、抱えてきたものを床に下ろし布を勢いよく取り外しました。
中から出てきたのは・・・・

「違わないでしょうが。砕蜂隊長のレプリカ等身大。どう見ても依頼されたものだと思いますがね。」

そう・・・中から出てきたのは、精巧な砕蜂の等身大のフィギア人形でした。
ひい〜〜!!!こんなん作らせたんかい!!
しかもどっから見ても砕蜂本物です。
動き出しそう〜〜〜。怖い〜〜。

「何を言うか!!これは砕蜂隊長ではない!!」
「どっから見ても砕蜂隊長にしか見えませんけどね。」
「おぬし何処を見ておるのだ!!砕蜂隊長はもっと胸は小さい!!3センチは違っているはずだ!!」

お前の方こそ何処を見てるんだ、円乗寺辰房よ。
実物よりも胸がデカくてクレームかい!!

「いいじゃないっすか。でかい方が。コレでも気を利かせたつもりなんですがね。」
「実寸大と申したはずだ!!妙な気を利かせずともよい!!砕蜂隊長は今のお姿だからこそ完璧なのだ!!直ぐに作り直せ!!」

「はいはい。3日ほどお時間いただけますかね。」
「2日だ!!二日で直せ!!」
「はいはい。二日ね?ああ〜〜。ラブリーチの野郎版が〜〜〜。」
「そっちも急ぐのだ。吾輩はもう予約済みだからな。」
「はいはい。毎度あり〜〜。」

そして完璧な砕蜂の実寸大フィギアが、円乗寺辰房の家にやってきた。

「ああ〜〜!!砕蜂隊長〜〜〜。お待ち申し上げておりました〜〜。
ささ。吾輩のささやかなる住まいへどうぞ。ここが砕蜂隊長の場所にございます。」

砕蜂のフィギアが通された先には・・・・床から天井まで砕蜂グッズでいっぱいの、通称「女王蜂の間」だった。

壁にはポスター。
本棚にはコミックス本は当然として、砕蜂が表紙を飾った18巻が透明プラスチックの箱に入れられ、正面を見据えている。
飾り棚には小さなフィギアがオンパレードだ。

イヤ待て・・・砕蜂のフィギアって出てたか?
ほとんど無いよな・・・。
・・・・もしかしてこれは手作り若しくは開発局特注?!!!
円乗寺辰房恐るべし!!

うお〜〜!!ベットの上まで、天井にポスターが貼っている!!
もしかして寝ていても砕蜂の顔が見えるとかいう理由?!!

そして等身大のフィギアが中央に置かれた。
うわ〜〜〜嬉しそう〜〜〜。イヤ〜〜〜!!

「ささ。砕蜂隊長。そのような無粋な格好ではなりませぬ。吾輩がお作り致しましたこの衣装にお着替えくださいませ。」
フィギアが着ていたのは普通の隊長服だ。
そして、辰房が取り出したのは・・・
「刑軍装束にございます。吾輩手作りでございます。」

そう。オタクとは好きだけではなれない。
手芸の腕前も必要なのだ。
円乗寺辰房は砕蜂にはまって、ミシンを買った。
今では、旅禍の某メガネミシンにも匹敵する腕前だ。
もちろん、知る者は少ない(笑)。

フィギアに刑軍装束が着せられた。
当然横からはみ出る砕蜂のささやかなる胸。

「萌え〜〜〜〜〜〜!!!」

円乗寺辰房!!お前鼻血が出てるぞ!!拭けよ鼻血!!!
しかしオタクの道はここでは終わらない。

「なんか、はみ出し方が違いますな。あと1センチ脇の部分をこうしてみて・・・。袴のサイズも少し直さねば。」

絶対領域の未知なる世界へ、船を漕ぎ出す円乗寺辰房だった。


ちなみにこのフィギアのお値段。

・・・辰房の給料3ヶ月分だ・・・。


辰房・・・悪いことは言わん。
その金を別のところで使え。
せめて砕蜂を食事に誘うとかさ・・・・。



ちなみにその実物はというと。
「ああ〜〜〜。夜一さま〜〜〜。」
今日もコッソリ夜一をストーカーしていた。(笑)
当然現世まで来ている。

・・・・そして・・・
「・・・おのれ浦原・・・。・・・いつか貴様を倒してやる!!!」
喜助の評判は、彼女にはすこぶる悪い。

背中に気をつけろよ・・・喜助。

なんちゃって。

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