WJ40号中表紙、撮影時の会話(女性編)

「おい、夜一。腹が減ったな。なんか喰うもんねえのか?」
「スイカとカキ氷くらいなら、あるようじゃが。・・・空鶴よ、どこに行くつもりじゃ?」
「そんなもんで、腹膨れねえだろ?なんか獲ってくる。」
「もうすぐ撮影時じゃ。送れぬようにの。」
「心配すんな、5分で戻る。」

「あ、空鶴さん!・・・大丈夫なのかしら。片腕でらっしゃるのに。でも、何も持たずに海に入っちゃったけど・・・貝でも獲るのかしら。」
「雛森よ。あやつが、そんなもので満足するはずがなかろう。大物を狙ってくるに違いないわ。それにあやつなら、心配は要らぬ。素手で十分じゃ。」

「では一応、私が様子を見ていましょう。幸い、望遠鏡も持っておりますし。なにか、起こってはいけませんからね。」
「済まぬな。卯ノ花。ま、いらぬとは思うが。」
「いいのですよ。海を眺めるのも好きですもの。」

「では、スイカでも食うか。」
「あ、では私が・・・。」
「控えよ!!虎徹!!おぬしごとき副隊長の身が夜一様の身の回りをお世話するなぞ、おこがましいぞ!!」
「す、すいません!!砕蜂隊長!!ただ、お手伝いすることがあればと・・。」
「おぬしに、することなぞ無いわ!!さ、夜一様。私が手刀で、スイカを切りますゆえ!」
「す、すいません・・・。(しょぼん)」

「勇音おねえちゃ〜〜ん!!どうしたの?そんな顔して。」
「清音・・。なんだか、胸がすーすーして落ち着かなくて・・・。なにかやっていたいんだけど・・。」
「水着のこと?よく似合ってるよ?お姉ちゃんの希望が、『ワンピースで胸が収まるタイプ』だったから、それにしたんだけど。」
「う、うん。確かにそうなんだけど・・。なんだか大胆すぎないかしら・・。私もう少し普通のが・・。」
「だってなかったんだもの。」
「・・そうよね。私みたいに大きな人が文句は言えないわよね・・・。」
「もう〜〜!しっかりしてよ!お姉ちゃん!」

「撮影3分前でーす!!皆さん集合してください〜〜!まいったな。全然集まってくれないよ〜〜。」

「大丈夫よ。カメラさん。要は、おっぱいの大きな女の子が写っていればいいんでしょう?あたしがいれば、それで足りるはずよ?」
「おお〜〜!!乱菊。相も変らぬ見事な乳じゃ。ますます大きくなったのではないか?」
「さすがは夜一さん。わかっちゃいました?いい水着がなくて今回困っちゃったわ〜〜。これ以上布の部分が小さいと、撮影できないって言うんですよ〜〜?」
「なにをいうか。今着ているのでさえ、それだけ乳で浮き上がっておるのじゃ。それ以上小さければ、身動きするだけで見えてしまうぞ?」
「そのドキドキ感がいいんじゃありませんか。」
「フフフ。おぬしもスキモノよのう。」

「スイカとって来ましたよ〜〜!」
「井上さん。ごくろうだったな。」
「朽木さん!今から一緒に食べましょうね〜〜!」
「やちるも欲しい〜〜!!」
「はいはい。一緒に食べよ?たつきちゃんも・・あれ?どこいくの?」

「サメ獲ってきた人がいる!!凄い!!あれホオジロザメだよ?!サメの中で一番凶暴なんだ!!凄い凄い!!」

「きゃあ!!本当に素手で獲ったの?!!嘘・・・!!」

「ああ〜〜!!もう時間です!!撮りますよ〜〜〜!!」
カシャリ。

「・・・全長4メートルといったところかしら。流石だわね。サメはやはりお煮付けにするのがいいかしら。」
と烈さま。

「伊勢さん・・・。探してたのはこれですか・・?」
「それです!!ネムさんありがとう!!でもそんなにブンブン振らないで〜〜!!恥ずかしい〜〜!!ああ〜〜!!これで海から出られる!!」
と七緒。

「けっ。もう見つかったんけ。つまらんのう。せっかく分からんように背中の紐引っ張ってやったちゅうんに。」
とひよ里。

ともあれ、皆さん一応は一枚の中に納まったようでございます。

なんちゃって。

inserted by FC2 system