女性死神協会第367回理事会(年末の宴会芸についての希望)

そろそろ12月ですね。
少し早くはありますが、女性死神協会連絡事務所で、年末の忘年会の出し物を考えています。
でも、自分たちの出し物を考えているわけではありません。
男性死神協会に対しての要望を取りまとめているのです。

ではその会議の様子を覗いてみましょう。

参加メンバーは、砕蜂、乱菊、やちる、七緒、清音、勇音、ネムです。
ではどうぞ。

「七緒、アンケートまとめた?」
「ええ。これでまとまりました。このメンバーでのアンケートですので、公平ではないかもしれませんが、意味はあると思います。」
「じゃ、なっちゃん、発表してみて〜〜!!」
「第一位が、阿散井副隊長と檜佐木副隊長のコンビで『青春アミーゴ』2票です。」
「『青春アミーゴ』か・・・。巷で流行っておるようだな。」
「出し物としては普通で、ウケるかもね。」
「え〜〜〜?やちるそういうの、つまんな〜〜い!!」
「他にはどんなものがあるんですか〜〜?」

「ええと。殺人ドッジボール大会「バトルロワイヤル」が1票」
「へへ〜〜!!やちるが書いたんだ〜〜!!面白そうでしょ〜〜?」
胸を張るやちる。当然自分も参加希望だ。

「アンタって、やっぱり十一番隊だわね・・・。」
「見たいないような見たくないような・・・どう?お姉ちゃん。」
「私はちょっと・・・。四番隊が忙しくなりそうだし・・。そのほかにはどんなものがあるんですか?」

「『隊長に部下からの直訴状』。これは当日、皆の前で始めて公表されます。日ごろの部下から見た隊長の姿が白日の下にさらされるわけです。」
「貴様だな。これを書いたのは。」
「あえて否定はしません。」
流石は七緒、淡々としてます。

「これは却下でしょう。『野球拳』だそうです。・・ネムさん・・あなたですね?」
「・・はい。マユリ様より宴会では脱ぐものだと聞いておりますので。」
マユリ様・・・どういう教育をしてるんだ!!?
「カンベンして・・。うちの隊長みたいなのを脱がせるわけには行かないわ・・。」
「子供だからですか?でも男性ですから、問題は無いかと思いますが。」
「そういう問題じゃないの。他には?」

「『隊長で「恋のマイアヒ」を躍らせる。』こと。バックダンサーは朽木隊長と狛村隊長指名。」
「これ私。あの朽木隊長の無表情で「パラパラ」を踊って欲しいのよね〜〜。」
「それは分かるが、狛村の理由は?」
「チワ〜ワの振りをさせたいの〜〜〜。きっと可愛いわよ〜〜!!」
「その前に殺されそうですね・・・。」
「乱菊さん、それだと肝心の歌う人は誰なんですか?」
「それがいい人が思い浮かばなくて・・・。」

「・・・マユリ様なんていかがでしょうか・・。」

恐るべしネム!!自分の隊長を投売りだ〜〜!!

「それ採用!!」
「決まりだな。」
「み、見たい〜〜!!!」
「マイヤヒ〜〜♪マイヤハ〜〜♪マイヤホ〜〜♪マイヤハッハ♪」
何故か大合唱が・・・。
もうノリノリです。

「でも、山本総隊長にも何かしていただかないとまた、ご機嫌が悪くなるんじゃないですか?」
「そ、そうね・・。仲間はずれは嫌いな方だし。」
「それについては、私が考えている。七緒。発表しろ。」
「『総隊長のヒゲを筆に見立てて、今年の漢字一字を墨で書いていただく』とあります。これはかなり可能性が高いですね(ホントか?七緒!!)」
「ホントだ。絶対やりそうですね。」
(ホントなの?清音!!)
「ではこれで決定という事でよろしいですね?」

さて、一通り案を出し終わった、協会理事の方々。
なにやらやちるが、また思いついたようですぞ?
「は〜〜い!!提案!!」
「何ですか?やちるさん。」
「あのね?最後にガラポンするでしょ?」
「そうですね。やると思います。」
「その時に大はずれを作ろうよ。」
「どんな?」
「あのね?大はずれを引くと、ホロウの世界にいる藍染隊長に、メガネを届けなきゃいけないっていうのはどうかな。」
「それはスリリングですね?」
「当然税込み5250円のヤツだな・・・。」
「イヤ〜〜!!当たりたくない!!」

さて、今年の忘年会、如何なりますやら。





なんちゃって。

inserted by FC2 system